所属されているネットワークセキュリティソリューション部の特徴について教えてください。
ネットワークセキュリティソリューション部は、近年のDX化に伴い、企業が抱えるセキュリティリスクに対応できる人財集団になる為に、2023年から新たに立ち上げました。
NSS1課は、「ネットワークセキュリティトータルソリューションエンジニア~技術×ヒューマンスキル」というコンセプトのもと、顧客のネットワーク環境を最適化し、共に成長していくことを目指しています。
近年、サイバー攻撃も増えており、より専門的なセキュリティ知識が求められるのはもちろんのこと、ネットワークの自動化が進む中、従来型の運用監視業務の重要性が低下し、エンジニアの働き方も大きく変化しています。
NSS1課では、このような変化に対応するため、ネットワークやセキュリティに対する技術力だけではなく、プロジェクトマネジメントやコミュニケーション能力など、幅広いスキルを備えたエンジニアの育成に力を入れています。
具体的には、プロジェクトマネジメントと技術開発の2つの分野に分かれ、それぞれの分野で専門的な知識やスキルを習得するための勉強会を定期的に開催しています。また、リーダー経験のないメンバーにも、少人数のチームを任せるなど、積極的にリーダーシップを発揮できる機会を提供し、将来のリーダー育成にも取り組んでいます。
メンバーの年齢層や案件の内容について教えてください。
現在は、ネットワーク設計構築の専門家として活躍する36名(2024年8月現在)のメンバーで構成されており、30代以上のベテランエンジニアが豊富な経験と知識でチームを牽引し、20代の若手エンジニアが新しいアイデアと活力を生み出す、バランスの取れたチームです。
メンバーは、金融機関の基幹システムから、スタートアップ企業のクラウド環境まで、多岐にわたるお客様のネットワーク構築に携わっています。特に、近年では、セキュリティ強化が求められる中、ファイアウォールの構築や、リモートワークの普及に伴う無線LAN環境の整備など、お客様のニーズに合わせた最適なネットワーク環境を提供しています。
各リーダーは、毎月1回以上、メンバー一人ひとりと1on1を実施し、キャリア開発や目標達成に向けて積極的にサポートしています。また、チーム全体で、技術に関する勉強会や情報交換会を定期的に開催し、常に最新の技術動向を学びながら、スキルアップに努めています。
T.K.さんの担当している業務内容について教えてください。
大手Web系会社のサービスを支える重要なシステムのネットワーク維持構築チームの一員として、Cisco、Palo Alto、Juniperなど、多種多様なベンダーのネットワーク機器を扱う大規模なネットワーク環境の設計から構築、そして運用までを担当しています。
特に、ネットワークの更改やEOL対応、拠点接続など、サービスの拡大に伴うネットワークの増改築プロジェクトにおいては、プロジェクトリーダーとして、チームを率いてプロジェクトを成功に導いています。
常駐先は、PM/PLとしてプロジェクトを推進する機会が豊富で、プロパー社員との連携もスムーズに行えるため、スキルアップに最適な環境です。
また、チームメンバー全員の技術レベルが高いため、日々、最新のネットワーク技術やセキュリティに関する知識を共有し合い、互いに刺激を受けながら成長しています。
特に、近年では、SDNやNFVといった新しい技術の導入にも積極的に取り組んでおり、最先端のネットワーク技術に触れることができる点も大きな魅力です。
エンジニアとしてのやりがいを教えてください。
現在、従事している案件は、某有名企業の新規サービス立ち上げにあたり、ネットワークの基盤を構築する重要な役割を担っています。サービスが無事リリースされ、CMなどで多くの人々に利用されている様子を見ると、インフラエンジニアとしてのやりがいを強く感じます。
特に、サービス停止が許されないような重要なネットワークであるため、計画的な構築作業が求められます。無停止で作業を進め、無事にプロジェクトが完了した際には、大きな達成感とともに、多くの人々の生活を支えているという実感を味わえます。
今後の野望、目標はありますか?
NSS部としては、今後はSES事業の他に、自社の重要施策である地方創生を実現していくためにも、受託案件に力を入れていくことになっており、柔軟に対応できるチーム化を目指しています。
どんな案件でも対応できるように、PM/PLといったプロジェクトを推進できる人材を育成し、NW構築プロジェクトをすべて対応できる人材集団を目指しています。
技術的な部分では、クラウド領域のセキュリティの案件や大規模システムの更改案件が現在進行中です。
また、新しいベンダーのパートナーやNWサービスの考案チームを発足し、サービス化を目指して活動しています。
予算を基に戦略を策定していくため、課としてはさらに拡大していくと考えています。技術力とヒューマンスキルの両方を高めていくとともに、リーダー育成にも力を入れていきます。
T.K.さん、ありがとうございました。
サービスについてのお問い合わせは、メールフォームよりご連絡ください。お見積りも無料で承っております。
まずはお気軽にご相談ください。