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(2/2)10年以上プロジェクト面談に付き添い見えてきた、面談突破の鉄板テクニック3選

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面談の最初に主導権を握る

豊泉:
続いて、 『面談の最初にプロジェクト内容を説明してもらう』 についてはご説明いただけますか。

市川:
基本的に面談を行う際には、先方からプロジェクトに対しての概要や募集要項などについて説明してもらえるのですが、
たまに面談が始まった瞬間に、『では◯◯さんの経歴を説明いただけますか?』と、説明なしにスタートするケースがあります。

豊泉:
『プロジェクト概要を聞いてから経歴の説明をしようかな』と考えていたとしたら、ペース乱されちゃいますね。

市川:
面談では落ち着いて話すことに集中するのが鉄則ですので、このような場合は、一度会話を止めて自分のペースで会話を進める必要があるんですね。

豊泉:
会話を止めるのは、失礼な行為として受け止められませんか?

市川:
話の途中で会話を遮ってしまったり、話の流れを急に変更してしまうと、失礼にあたりますが、このテクニックを使えば失礼にはならないですね。

豊泉:
テクニックを使うタイミングが重要になりそうですね。

市川:
タイミングは重要ですが、面談の最初だけ気をつけておけば良いですね。

面談が始まった瞬間に、『では◯◯さんの経歴を〜』と言われたら、下記のような言い方で会話をストップさせてしまいましょう。

『申し訳ございません、私の経歴をお話する前に、今回ご提案させていただいたプロジェクトについてご説明頂けますでしょうか。』
『一応営業経由ではプロジェクト概要は伺っておりますが、万が一にも齟齬があると行けないので、お願い致します。』 と。

そのようにお願いすれば殆どの場合はプロジェクトについて説明してくれるはずです。

それでも、 『プロジェクトの説明はキミの経歴紹介の後』 と言われたら、『プロジェクト内容に沿った形で、必要な部分を抜粋した経歴紹介をした方が時間もかかりませんし、お互いのためと思うのです。』 と
もう少し食いついても良いかもしれません。

最初にプロジェクトの説明をして頂くことで、お互い利益がある。という事を先方に伝えられたら、大体説明してくれます。

豊泉:
プロジェクト内容について明確な説明が出来ない人の場合はどうしたら良いでしょうか?

市川:
難しい質問ですね。

稀に、プロジェクト内容について全然把握しておらず、ワケがわからないままリーダーを任されてしまうケースがあります。
そのような場合、プロジェクトにおいて必要とされる経験であったり、スキルセットを明確にすることが出来ない訳です。

人手不足の昨今では、このようなケースは決して珍しくないので、自身が納得できるような説明が受けれない場合は、こちらから断る事も致し方ありません。

面談というのは、決して 『お客様が候補者を選定するための場』 ではありません。
『採用する側・される側の双方が、お互いを見定める場』 という認識を持って、面談を受ける側も相手を選定する気持ちは持っておくべきでしょうね。

わかりやすいポンチ絵はポートフォリオに成り得る

豊泉:
次の、 『今まで対応したシステムのポンチ絵をかけるようにしておく』 についてご説明いただけますか。

*ポンチ絵 = システムにおいての概要図、時にはより簡潔な情報量で作成する場合もあり、概念を可視化した概念図とも言われることがある。

市川:
短時間で論理的な説明をすることができるので、このテクニックはオススメです。

説明するシステムの構成をしっかりと理解しておく必要はありますが、その反面、メリットは大きいです。
また、わかりやすいポンチ絵を描くことで、印象にも残りやすくなるという利点があります。

豊泉:
短時間で相手にスキルをアピールすることが出来て、さらに印象にも残りやすいとは。。。。
おトクすぎますね。

市川:
少し話はそれますが、webデザイナーやアプリケーションエンジニアなどは、面談の時にポートフォリオを持参することが一般的です。

豊泉:
ポートフォリオ????
作品集のことですか????

市川:
過去に自分が作成したアプリケーションのコードであったり、仕様書であったり、構成図やデザイン画などを 『ポートフォリオ』 と呼びます。

なぜか、インフラ系のエンジニアではポートフォリオを作ることが稀で、みなさん口頭で過去に携わったシステムの説明をするんですよ。

個人的には、システム構成図や概要図などポートフォリオになり得るモノを用意して、その図を元にロジカルな話しをした方が効率良いと思うんですが、なかなかやっている人は少ないんですよね。

豊泉:
インフラエンジニアにとっては、ポンチ絵とその説明がポートフォリオになると。

ちなみに、ポンチ絵にはシステムの構成要素や機器名、IPアドレスなども盛り込んだ方が良いのでしょうか?

市川:
いえ、そこまでやってしまうと、コンプライアンス的な観点でアウトですね。
『この人、部外秘を漏らしちゃうかもしれない』 と、いらぬ懸念を持たれてしまうかもしれないので、やめたほうがいいです。
必要最低限の製品名やプロトコル名などを記載するだけでも、システムの動きや、通信・認証の流れ、障害時の切り替わりなどは説明することができるので。

豊泉:
ポンチ絵を上達させたい場合はどのようにすれば良いのでしょうか?

市川:
事前に、営業担当からプロジェクトの概要を聞き、情報整理してください。

そして、自身の経歴から関係の深そうなプロジェクトを1つピックアップします。

次に、コピー用紙の上に、出来るだけ詳細なシステム構成図を描きます。
この時は、自分の記憶を頼りにノード数などは気にせず、出来るだけ多くの登場人物を描き切ります。

登場人物が出切ったら、今度は不要な登場人物を削除していきます。
『通信の流れ』や『障害時の切り替わり』など『システムの動き』を説明するのに必要なモノを残しつつ、不要なモノは削除していき、出来るだけシンプルな図を描いていくと良いでしょう。

記憶を整理して、1時間位練習すれば、それなりにシンプルでわかりやすいポンチ絵がかけるようになると思いますよ。

豊泉:
面談中にポンチ絵を描くタイミングがわかりません。どのようなタイミングで描けば良いのでしょうか?

市川:
自分の経歴を説明するときに、『今回のプロジェクトと関係しているのは、経歴書の◯◯番目に記載されている、◯◯プロジェクトです。』と言い、関係性をアピールします。

次に、関係性の部分について口頭で説明します。
機器名やシステムの規模、システムの構成など、『なぜ関係するのか?』について類似点や関係性について、口頭で説明します。

そして、相手が興味をもった状態で、『もう少し詳細な説明をしたいので、ホワイトボード借りても良いですか?』と切り出します。

豊泉:
最初からポンチ絵を使わないんですね。

市川:
最初に簡単な説明だけ口頭で済ませておけば、その説明に興味があるか、無いかは判断できます。

また、簡単な口頭説明だけで相手が理解してくれれば、追加の説明は不要となりますので、ポンチ絵自体が不要となるわけです。

豊泉:
せっかく準備したのに、、、、ポンチ絵は描きたいです。。。

市川:
本質を見失ってはいけませんね。気持ちはわかるけど(笑)

『出来るだけ短く的確な説明をする』ということが目的なので、簡単な説明で済めばそれで良いわけです。

豊泉:
ポンチ絵テクニックにおける注意点などはあるのでしょうか?

市川:
ポンチ絵を使う目的を見失わないことです。

基本的に、一回の面談でポンチ絵を使うのは一回のみ。としてください。
過去に経験した経歴毎(プロジェクト毎)にポンチ絵を描いていては、 逆に説明の時間が長くなってしまいますので。

また、想像もしないツッコミをうける可能性があるため、説明するシステムについてはしっかりと理解しておき、いくつか質問を想定しておいた方が良いでしょう。

豊泉:
これは武器にも毒にもなるテクニックですね。。。

市川:
自信がなければ、無理にこのテクニックを使う必要はないでしょう。 無難に、口頭説明だけに留めておく方が身のためです。
しかし、経験とスキルの見直しにも役立てることができるので、やってみて損はないですよ。

あと、このテクニックを使いたい時には、黒と赤、青のホワイトボードマーカーは持参してくださいね。
たまに、備え付けのホワイトボードマーカーのインクが切れて、使えない場合があるので。

まとめ

市川:
今回ご紹介したテクニックは、どれもシンプルなものばかりですが、それなりに事前準備が必要です。

できれば、同行する担当営業の方に協力いただいて、事前に予行練習をやっておくと良いかもしれませんね。

豊泉:
何事においても、事前準備は必要ということですね。

市川:
たしかに事前準備は重要です。しかし、事前準備をしたからと言って必ずしも採用されるとは限りません。

面談が終わった後に、事情がかわり採用出来なくなってしまったり。
より要件にマッチする人が応募してきたりと、最終的には運の要素が強くなります。

『運』や『ご縁』には抗えないので、不採用であっても落ち込まずに、次の面談に気持ちを切り替え頂きたいですね。

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