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ネットワークの保守運用をやっていた頃の自分に伝えたい、4つのこと。

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みなさん、こんにちは。 ライターの豊泉です。

実は私、元ネットワークエンジニアでして。 エンジニア歴は11年ほどありました。

11年という、決して長いとは言えない期間のキャリアではありますが、その中で良いことも、悪いこともたくさん経験してきました。

そして最近ふと思うのは、『もし、エンジニア業界に入ったばかりの自分にアドバイスできるとしたら、一体何をアドバイスするか?』。

かんがえた結果、下記の4つにたどり着きました。

1)資格勉強だけにとらわれるな
2)市場価値を常に確認しろ
3)人脈を広げる努力をしろ
4)同じ一年間を繰り返さない

今回の記事では、私の経験を元に、若手エンジニアの方に是非とも知っておいていただきたい4つのポイントについて解説していこうと思います。

1)資格勉強だけにとらわれるな

考えてみると、過去の自分は資格勉強に強い執着心を持っていたと思います。

それは、自分自身が思考停止状態になっていたせいもあるのですが、その時所属していた会社の上司から、『エンジニアは資格が命だから。 何をやってきたかよりも、何の資格を保有しているか。だからね。』
と口すっぱく言われていた。というのもあるかもしれません。

とにかく、『資格勉強しなくちゃ。資格を取らなきゃ。』と自分を追い込んでいたんですね。

資格勉強自体は非常に重要なものですし、資格勉強自体を否定する気はありません。
しかし、『保有資格 = エンジニアの価値』と勘違いし、資格を取得することだけに没頭してしまったのが、非常にマズかったと思うのです。

複数のプロジェクトを経験し、たくさんのエンジニアを見てきて思うのは、『資格を保有しているからと言って、技術力があるとは限らない』ということ。

『資格を取得する過程で知識が増え、結果的に技術力が伸びていく。』というのはわかります。
しかし、『資格勉強で得た知識が技術力に直結する。』とは言い切れないんですね。

資格勉強や独学での技術習得はエンジニアにとって避けては通れない道です。
しかし、その努力がエンジニアとしての価値に直結できるとは限りらない。という事を知っておくべきでした。

資格勉強はあくまでも中間地点の努力目標にすぎません。
目標設定を見誤り、『資格取得が最終目標』にならないよう、目標設定と自己診断は行うようにしておくようにしてください。

2)市場価値を常に確認しろ

『市場価値』という言葉を聞くと、なんだか自分が売り物のように思えて、イヤな気分になる方もいるかもしれません。

しかし、ビジネスを行う上では、この『市場価値』を意識することは非常に重要になってくる。ということは、皆さんもご存知の通りだと思います。

特に、エンジニアというカテゴリーにおいては、他業種と比べ、スキルや経験の希少性が重要視されがちです。
そのため、自身のスキルと業界が求めているスキルの関連付けを定期的におこない、客観的に自身の市場価値をチェックする必要があります。

成長著しいエンジニアの多くは、常日頃からこの『市場価値』と『希少性』について考えており、その結果ムダの無い成長曲線を描くことができます。

しかし、成長スピードの遅いエンジニアは、この『市場価値』と『希少性』について思考することが少なく、目の前の課題や仕事にのみ没頭する傾向があります。

本人は目の前の仕事に没頭しているので、常に仕事をやっている感覚があるので、『オレ、仕事頑張ってるわ。。』と多忙な業務からくる充実感にも近い感覚を覚え、『成長している』と錯覚を感じてしまいます。
しかし、それは『業務を頑張っている』だけで、市場価値に対しての自己成長とは違います。

当たり前のことですが、今やっている仕事で結果を出すことは全てに置いて前提条件となります。
ですが、それだけをやっていても、結局『その現場でしか認められないスキルや経験の蓄積』にしかならないわけです。

一つの現場に数年在籍し仕事に慣れてくれば、心的ストレスもへり、『仕事がラクになった』『もしかしたらエンジニアとしてかなり能力が上がったのでは無いか』と感じるかもしれません。

無論、長い時間その現場で努力した結果なので、褒められるべきことではあります。しかし、『仕事の慣れ』を『エンジニアとしての能力アップ』と勘違いしてしまい、成長速度にブレーキがかかってしまうのは避けたいところです。

『最近仕事がラクに思えてきたな。』と思い、気持ちに緩みが生じてきたとしたら、勉強会に参加したり、色々なエンジニアと交流をもつなどして、自主的に成長意欲を刺激してみてください。

3)人脈を広げる努力をしろ

『仕事に慣れてくること』と『スキルアップ・成長』を混同し勘違いしてしまった場合、その勘違いを修正するための効果的な方法は、『外部から刺激をもらうこと』です。

そして最も手っ取り早く、効果的な外部刺激は、直接人と話し、スキルの差を実感することです。

昨今エンジニアリング業界では、インフラエンジニアであっても、プログラミングやアプリケーションデザインについての基本的な理解と初歩的なスキルが求められつつあります。

クラウドサービスの発展により、webサーバーやアプリケーションサーバーが30分程度で用意できるようになり、テスト環境やデモ環境が半日もあれば実装できるようになりました。
そのような中、『私、ネットワークの専門家なので、サーバー・DBなどは専門外です。まして、JavaScriptがどんな動きをするかなど、全く知りません。』という状況では対応できる仕事(守備範囲)が狭くなってしまいます。

『自分はネットワークエンジニアだからネットワークだけやっていれば良い』と決めつけ、自分の分野だけ学習しているのであれば、時代の流れに逆行している可能性が高いので注意が必要です。

仮にネットワークエンジニアであれば、『アプリケーションを動かす時の通信の流れ』や『ポート番号・プロトコル』など、現時点で自分が持っている知識と関連する部分から、徐々に守備範囲を広げていくように学習すると、成長効率が良いでしょう。

また、そのように学習をする上でも、その分野に精通した人とコミュニケーションを取ることで、効率的に成長することができます。
自分が知らなかった知識を学ぶ ・ 違う観点からの思考に気づく ・ 知らない技術について知識を得る など、様々なメリットが期待できます。
それら一つ一つをしっかりと経験し蓄積していけば、守備範囲の広いエンジニアになることが可能となるでしょう。

4)同じ一年間を繰り返さない

最後に、過去の自分にキツく注意したいのは、『同じ一年間を繰り返すな』ということです。

先述しましたが、エンジニアというものは常に成長を意識した思考と行動力が求められます。

普段業務で携わる技術のレベルが、程よく難しいレベルであれば、業務を通じて自身の成長を感じることができると思います。

しかし、業務レベルが極端に簡単である場合は、業務を通じた成長を見込むことができず、自分の時間を使って成長するきっかけを作る必要があります。

昨今は、人手不足で一人当たりの業務時間が多くなる傾向が有ります。
そのような忙しい状況になると、『こんだけ忙しいのなら、休みの日ぐらい自由に遊んでいたい』と考え、ラクで楽しい行動にシフトしてしまいがちです。。。。

無論、ONとOFFの区別はつけ、休むべき時にはしっかりと休むようにしなくては行けませんが、自身の行動パターンから『成長するための努力・学習をする』が抜けて、『業務をする』or『遊ぶ』しかなくなってしまうと、エンジニアとしての成長はストップしてしまいます。

たまに、『エンジニア歴が長い割には、スキルが低い人』に出会うことがありますが、そのような人の多くに共通するのは、『業務をする』or『遊ぶ』の行動パターンを何年間も繰り返しているということです。
つまり、何年間も成長していないことに自身が気付いていない。ということです。

そのような行動パターンを繰り返していては、『スキル面での成長無しに、エンジニア歴だけが蓄積してしまう』という状況になり、非常に危険です。

現場としては、何年間も同じ報酬額でそつなく仕事をこなしてくれるエンジニアは非常にありがたい存在でしょう。
『あの人はこの現場長いから、安心して仕事を任せられる』とお客様の評価も高くなることと思います。

しかし、そのスキルが通用するのは、あくまでもその現場・プロジェクトに限ったことであり、よそのプロジェクトで通用するとは限りません。

同じ仕事だけをこなしているだけでは、報酬アップの交渉もできず、年々上がる生活費に経済状況が圧迫される可能性すら有ります。

そもそも、同じような仕事を担当させるのであれば、もっと給与が低い若くて経験が浅いメンバーの方がメリットが多い場合も有り得るので、ベテランエンジニアをアサインさせるメリットは年々薄くなります。

本人は、『ただ真面目に、何年間も同じことをコツコツ繰り返してきただけ。』なのかもしれませんが、成長しなければ市場価値は上がりませんし、新しい技術に接する機会も損なわれてしまうわけです。

現在に満足していたとしても、それが本来あるべき姿とは限りませんし、その現状がいつまでも続く保証はどこにも有りません。
そのことをしっかりと意識し、同じ一年間を何回も繰り返すことの無いように、自己研鑽と情報収集を行うことが重要となってきます。

まとめ

今回は、SES業界に入ったばかりの自分をイメージして、10年以上のキャリアの中で感じ、思ったことを4つにまとめてみました。

文字数の関係で4つにまとめましたが、成長するのに必要な要素や観点というのはまだまだ多く存在します。

それについて気になる方は下記の連絡先までお問い合わせください。

時間の許す限りご対応させていただきます。

■コクー株式会社 広報グループ 豊泉(とよいずみ)
■jin.toyoizumi.sf@cocoo.co.jp

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